表1に,実際の授業に対して各ソフトウェアを使用する場合の指導計画及び指導案を示す。
表1 指導計画と指導案
指導計画 |
指導案 |
からだの働きとしくみ ・ 人の体を他の動物の体のつくりや働きと比較したり関連付けたりしながら、呼吸・循環・消化・吸収・排出などについて調べる。 ・ 調べてわかったことを教師が説明したり、子供たちがお互いに発表する |
・ ビニル袋の空気を吐き石灰水や気体検知管を使って二酸化炭素の有無を調べる。 ・ 各班の結果を電子白板の表のコンテンツに書き込み保存する。 ・ 本やビデオ、人体身系などの資料を使って調べる。 ・ 電子白板を使って子供たちが調べたことを発表する。 |
そろばん ・ そろばんの仕組みや数の表し方、数の読み方、簡単な足し算や引き算を学習する。 ・ 各部の名称 ・ 足し算 ・ 引き算 |
・ そろばんソフトウェアを使って電子白板にそろばんを表示し、名前や読み方を学習する。 ・ 電子白板のそろばんに合わせて玉を動かしながら、数の入れ方や下ろし方を学習する。 ・ 足し算や引き算の式を電子白板に書き込んで教師がそろばんを操作して説明する。 ・ 足し算や引き算の式を電子白板に書き込んで子供がそろばんを操作して説明する。 |
調べ学習の発表 ・ 一人一人が課題を出し、めあてを明確につかんで調べ学習に入る ・ 自分たちで写真を撮ったり、インタビューをして資料を集める ・ 自分たちで演出を考えて発表を行う。 |
・ 模造紙にまとめるのと同様な形で手書きの文字や写真でまとめる。 ・ まとめたものをスキャナから取り込んで電子白板に大きく表示する。 ・ 書き込んだり強調したいことを色を変えたりして発表の組み立てを自分で考えて発表を行う。 |