熟語筆記回答対戦ソフトウェア

概要

本プログラムは,画面に表示された36個の漢字を用い,熟語を作成・回答していくアプリケーションです。同時2入力に対応した電子白板ドライバ「iDriveMe Ver.1.20」を利用することにより,2人で同時に回答・対戦することができます。なお,本プログラムの推奨動作環境はiDriveMeの推奨環境に準じます。

インストール

専用のインストールプログラムが用意されていますので,「Setup」を実行し,画面の指示に従ってインストールを行ってください。その後,0章で説明するデータ形式に従って入力した単語データを,アプリケーションをインストールしたフォルダの中にあるDataフォルダにコピーして下さい。また,HG教科書体以外のフォントを利用する場合には,インストールしたフォルダに格納されている「TangoMe.ini」の「FontName」を修正してください。

操作方法

 スタートメニューに登録されている「熟語筆記回答対戦ソフトウェア」を実行すると,1のような画面が表示されます。

1. 熟語筆記回答対戦ソフトウェアの全体図

 最初に(1)ファイル選択ボタンを押し,メニューの中から出題と正誤判定に利用する単語データ(データ形式は0章を参照してください)を選択します。次にスタートしてからの経過時間を表示するかどうかの設定と,勝利条件(終了条件)の設定を行います。(2)回答時間表示部の時間表示チェックを外すと,スタートからの経過時間を表示しなくなります。(3)の終了条件設定部では,スタートからの経過時間と正解数によって勝利条件(終了条件)を設定することができます。たとえば時間は無制限で,5問正解したら終了という設定にしたい場合には,時間制限チェックを外し,正解数制限チェックをチェックします。さらに,正解数制限を設定するためのスクロールバーを操作し,正解数制限を5問に設定します。また,2人対戦で行いたい場合には,(4)2人用チェックをチェックすると,回答用のウインドウが2つ表示されます。

 以上の設定後(5)スタートボタンを押すと,(6)問題表示部に36文字の漢字が表示され,学習がスタートします。

 回答者は,(6)問題表示部に表示された漢字を2文字組み合わせ,単語を作成していきます。作成した単語は,(7)回答入力部に手書きで書き入れます(2)

 

2. 手書きによる回答例

 回答入力後,(8)回答入力ボタンの中のにんしきボタンを押すと,手書き文字が認識され,その結果が(7)回答入力部に表示されます。認識結果が間違っている場合には,(7)回答入力部をタップすると,次の認識候補が表示されます。回答を書き直す場合には,けすボタンを押すと回答が消去されます。正しく認識された後に,こたえあわせボタンを押すと,回答の正誤が(9)正誤表示部に表示されます(3)

3. 正誤表示

 正解の場合には,(10)回答表示部にその単語が表示されます。また,一度利用した漢字は,(6)問題表示部の表示が淡色表示に変化し,その漢字を再度利用することができなくなります。回答者は,最初に設定した勝利条件(終了条件)を満たすまで回答を繰り返します。

データ形式

 本アプリケーションの実行には単語データが必要です。1行に1つの単語を入力し,拡張子を「.dat」にして保存して下さい。本アプリケーションは,この単語データに含まれる漢字を出題し,このデータに含まれる単語を正解と判定します。

(入力例)

糸口

糸車

糸目

 

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