ビジュアルラボ 4 仕様


[概要]
Visual LABは、部品を使って簡単に動画コンテンツやインタラクティブなコンテンツ、シミュレーションなどが作成可能なマルチメディアオーサリング統合ソフトです。プレゼンテーションの作成や実行ファイル、スクリーンセーバー、動画ファイル、256色アイコンなどを作成することが出来ます。

■機能1 デジカメ・スキャナー・ビデオ画像・音声・CGなどをドラッグして配置するだけで、物語や自己PR,オートデモ、プレゼン、CMなどの動く作品が簡単に作れます。
■機能2 通常の実行形式EXEだけでなく、透明部分を持ったマスコットや、スクリーンセーバー、WMVファイル、256色アイコン、JPEG、Bmpでの保存も可能です。
■機能3 ドローとペイントの両機能を同時に使ったグラフィック編集に加えコネクタを使った部品の自動変形が使えます。画像に対して影や枠などの効果をつけることも出来ます。
■機能4 サウンドやMIDIも再生したいページにドラッグして配置するだけで簡単に追加出来ます。サウンドの録音やレベル調整なども可能です。
■機能5 部品に親子関係を持たせることで部品の上に文字を貼り付けての移動や回転などが子部品の文字が張り付いた形で自然に行なえます。
■機能6 部品ごとに関係式を設定でき、ページ番号の変化による移動や回転などを設定すつことでシミュレーションを行なうことも可能です。
■機能7 作成したソフトは自由に配布出来、本製品を持っていない場合も実行形式にて動きます。作品に部品のメモをバージョン情報としてつけることも出来ます。

[動作環境]
OS  Windows98日本語版、Windows NT 4.0 日本語版+ Service Pack 3 、Windows2000日本語版、Windows Me日本語版、Windows95日本語版 + IE4以上、WindowsXp日本語版
CPU Pentium 200MHz以上 (Pentium 333MHz以上 推奨)
メモリ
32MB以上 (64M以上 推奨)
ハードディスク容量   約100MB以上、インストール容量 約20MB、 動作時に最低80Mバイトが必要(取り消しや一時保存用) また、パレットなどに追加する部品に応じて、保存のための容量が必要
周辺機器 CD-ROMドライブ、プリンタ(印刷時) 、サウンド(WAVE、MIDI)表示解像度 640X480ドット以上、 3万2千色(15bitColor)以上 (800x600以上推奨)

[読み込み可能ファイル形式]

部品ファイル(*.bhn) Visual LABの部品ファイルです。これはVisaulLAB専用の形式で保存されています。
画像ファイル(*.bmp,*.dib,*,jpg,*.,ico) 一般的な画像ファイル形式です。Bitmap形式やJPEG形式、アイコン形式が読み込み可能です。読み込んだファイルは画像部品として扱われ、画像としての編集が可能となります。
テキストファイル(*.txt,*.rtf) 文字の入った種類のファイルです。通常のテキストファイルとリッチテキスト形式のファイルが読み込み可能です。読み込んだファイルはテキスト部品として扱われ、テキストの編集が可能です。
カンマ区切りデータファイル(*.csv) カンマで区切られた文字や数値の並んだファイルです。通常CSVファイルと呼ばれます。読み込んだファイルは、表・グラフ部品として扱われ、表形式での値の変更やグラフとしての表示が可能です。
サウンドファイル(*.wav) 音声などのサウンドデータのファイルです。WAV形式やPCM形式と呼ばれることもあります。読み込んだファイルは、サウンド部品として扱われ、配置することで任意のページでサウンドを再生することが出来ます。
MIDIファイル(*.mid) 音楽データのファイルです。読み込んだファイルは、MIDI部品として扱われ、配置することで任意のページで音楽を再生することが出来ます。
実行形式ファイル(*.exe,*dll) 実行形式のファイルです。読み込んだファイルは実行部品として扱われ、配置することで実行することが出来ます。実行部品には、ファイル情報とアイコンの画像が保存されます。EXEファイル自体は内部に保存されません。DLLは、Visual LAB専用の形式だけが実行可能です。DLLファイルの場合は、Lockの指定を行なうことで、ファイル内容を内部に保存することも可能です。
メタファイル(*.,wmf,*emf) イラストなどに使用されるDraw系データのファイルです。読み込んだ部品はイラスト部品として扱われます。イラスト部品は、内部に画像を作成して表示されます。
動画ファイル(*.,avi) 動画のファイルです。動画ファイルの読み込み時には、読み込み設定のダイアログが表示され、読み込み範囲などを指定できます。読み込んだファイルは、複数ページを持つ画像ファイルとして扱われます。
ショートカットファイル(*.,lnk, *.url) フォルダやEXE、インターネットで使用されるURLなどへのショートカットのファイルです。フォルダへのショートカットはファイルをドラッグしてのみ読み込むことが可能です。ファイルを開くダイアログの場合は、そのままショートカット先へ移動します。読み込んだファイルは実行部品として扱われ、配置することで任意の実行を行なうことが出来ます。
状態ファイル(*.cts) 部品の状態のファイルです。部品の位置やページ番号、変数の内容が保存されます。

[保存可能ファイル形式]

部品ファイル(*.bhn) Visual LABの部品ファイルです。これはVisaulLAB専用の形式で保存されます。
実行形式ファイル(*.exe) 実行形式のファイルです。作成したアニメーションなどを単体実行可能な形で配布することが出来ます。実行形式ファイルの保存時には、設定ダイアログが表示され、ウィンドウの表示位置などを指定できます。
スクリーンセーバーファイル(*.scr) 単体で実行可能なスクリーンセーバー形式のファイルです。作成したアニメーションなどをスクリーンセーバーとして配布することが出来ます。
動画ファイル(*.,wmv) 動画のファイルです。動画ファイルの保存時には、設定ダイアログが表示され、保存範囲などを指定できます。
画像ファイル(*.bmp,,*,jpg,*.,ico) 一般的な画像ファイル形式です。Bitmap形式やJPEG形式、アイコン形式が可能です。画像ファイルの保存時には、設定ダイアログが表示され、形式や連番保存などを指定できます。
テキストファイル(*.txt,*.rtf) 文字の入った種類のファイルです。テキスト部品の保存時にのみ選択可能です
カンマ区切りデータファイル(*.csv) カンマで区切られた文字や数値の並んだファイルです。通常CSVファイルと呼ばれます。表グラフ部品の保存時にのみ選択可能です
サウンドファイル(*.wav) 音声などのサウンドデータのファイルです。WAV形式やPCM形式と呼ばれることもあります。サウンド部品の保存時にのみ選択可能です
MIDIファイル(*.mid) 音楽データのファイルです。読み込んだファイルは、MIDI部品として扱われ、配置することで任意のページで音楽を再生することが出来ます。
状態ファイル(*.cts) 部品の状態のファイルです。部品の位置やページ番号、変数の内容が保存されます。

 

特長

<マルチメディアコンテンツ制作>
デジカメ・ビデオ・スキャナー画像、テキスト、サウンド等のさまざまなデータを「部品」として扱い、それらを組み合わせて1つの作品を作り上げる、動画作成の統合型ソフトです。部品内部に複数のページを持たせることで、部品単位の動きを実現。動画や動くグラフィックをスピーディに作成できます。



<必要な画面を素早く作成>
部品の画面、ページは、自由に追加・移動が可能。マウス操作設定で、インタラクティブなスライド画像も素早く作成できます。サウンドやアニメなどの部品を追加すれば、効果的なプレゼンテーションを演出します。

<動画ファイル・実行ファイルを生成>
部品を組み合わせて保存するだけで、単体動作する実行ファイル(EXE形式)を作成できます。完成した実行ファイルは、自由に配布または商用利用が可能。また、動画AVIファイルやスクリーンセーバーファイル(SCR形式)も出力することもできます。

<画期的なグラフィック機能>
ペイント系とドロー系の両方のグラフィックスを描画できます。ペイント系画像にはピクセル単位で透明度を設定でき、半透明の重ね合わせ表現をフルカラーで実現します。ドロー系の図形にアニメーションを設定すれば、実行時に「点滅する線」や「模様が変わる塗りつぶし面」などを表現でき、オリジナルアニメペンの設定も出来ます。




<用途>
プレゼンテーション、オートデモ、電子広告、動くマニュアル、動くカタログ、CM、 フローチャート、組織図、パンプレット、ビジュアル文書、アプリケーション試作、業務用デモ、パソコン教育、プログラム学習、各種グラフ出力、マルチメディアタイトル、スクリーンセーバー、アイコン、実行ファイルの作成など

1. オートデモ、プレゼン、動きある製品紹介、PR広告、説明書、カタログ、仕様書、シミュレーション機能で従来にない魅せるPR効果、音声、音楽を入れることで説得力ある動く説明が出来ます。
2.グラフィック作成、ドローとペイントの両機能を同時に使えます。アニメペン(動く)を使って線を引けば、光る線や、流れある矢印線が自動的に作成されます。
3.作成したソフトは自由に配布出来、本製品を持っていない場合も実行形式にて動きます。インターネットのホームページ上にて動画ファイルを配信可能。また、ダウンロード出来、スクリーンセーバーも作成可。



<シミュレーション機能を搭載した動くグラフィック>

アニメーションや動画、とシミュレートを統合させた表現力が強力にサポートされ様々な疑似体験ができます。高度な利用方法として関係式によるシミュレーション機能を持っていますので、式に合わせた動作を行なったり、グラフ表示や移動、拡大縮小、回転などを行なうことも出来ます。また、シミュレーション機能を必要としない方にも一般のグラフィックツールとして簡単に使用できます。

<オブジェクト指向>

部品が親子関係をもつことで、複数の部品を組み合わせることで新しい部品が出来ます。例えば、メータに針と文字を子として配置して色んなメータを作ることが出来ます。レイヤでの重ね合わせと異なり親部品の回転や変形は、自動的に子に伝わります。

 

優れたプレゼンテーションを演出>

動画とアニメーションを組み合わせた動くプレゼンテーションが作成できます。さらにキーやボタンを押すことによるアクションで動きをつけ説明することも可能です。

<ページ補間機能>
拡大率、透明度、角度移動などの異なる2つのページを作成するだけで、自動的に中間の画像が作成されます。例えば、0ページと1ページに異なる角度の針を配置して0.6ページを指定すれば、その間の角度に針が配置されます。ページ補間機能によりビジュアルなアニメーションが容易に作成可能です。また、ページ補間機能と関係式を組み合わせることにより、各種のシミュレーションの作成を可能としてます。



拡大縮小、自由に伸縮、書き直し不要のパーツと接続線>
フローチャートや組織図などでは、変更時の図の書き直しが発生しますが、ロックしたコネクタを配置することで、ドラッグに合わせて自動で伸縮し快適な作成操作がマウス操作で実現出来ます。

<作成した部品、ソフトがアイコンに自動表示>
ビジュアルなオリジナルアイコンが自動的に作成され、ファイル名を読まなくてもアイコンで解り易く表示されます。

<半透明で効果的なグラフィックス>

0から255までの透明度の設定が出来る機能が搭載されています。パーツを組み合わせる上で半透明が使用できれば、グレードの高いパーツや素材が新規登録できます。

<瞬時に動画ファイル、実行ファイル、スクリーンセーバーへ>

「別名ファイル保存」で動画形式や実行形式、スクリーンセーバー形式をを選択するだけで、動きを持った動画ファイル、単体実行可能なアプリケーションやスクリーンセーバが作成されます。作成したファイルはDLLなしで動作可能なので、インストールなしで別のマシンで動作させることが出来ます。

ドラッグで大きさを指定して一気に配置>
パレットの部品を配置する場合に、選択してから、ドラッグして大きさを指定して配置する方法を取っています。ビジュアルラボでは、部品の移動などのほとんどの操作は、まずクリックして選択してからドラッグなどで操作する方法を取り入れています。

<写真加工もらくらく編集>

デジカメデータやスキャナーで取り入れた写真画像を簡単に取り込み出来ます。取り込んだデーターは部品に早変わりします。フォルダ単位でまとめてパレットに取り込むことも可能です。

<お客様の声>
(1)ホームページ上で表現させる難しいことも、短時間で簡単に出来る。今までは高額ソフトで作成していましたが、時間短縮が出来るビジュアルラボを使いたい。低価格なのが、驚きです。このプレゼンソフトはまさに諦めていた分野のソフトだと思います。
(2)遠方での営業は、人件費も掛かるし、重いサンプルや模型も荷物になっていた。ソフトでお客様に疑似体験をしていただく事で理解が深まる、海外への営業も最小限に抑えられ、営業経費の節減になる。
(3)文部省の方からこれからの学校教育に良いソフトを尋ねられ、一番に思い出したのは弊社の開発ソフトでした。

 

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